犬が馬肉を食べるデメリット8選!なのにメリットや効果もある!?

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近年よく聞く馬肉。噂は聞くけど犬に馬肉を与えることについて、どんなデメリットがあるのか気になっているのではないでしょうか?

馬肉は犬にとって栄養価が高く、アレルギーの原因になりにくいなどのメリットがある言われていますが、本当に安全で健康的な食べ物なのでしょうか?

この記事では、犬に馬肉を与えることのメリット・デメリットについて、詳しく解説します。

馬肉を与える場合の注意点や、大切な愛犬の腎臓病や肝臓病、アレルギーのことなど。また後半には馬肉とよく比較される鹿肉についても書いています。比較表を見れば一目瞭然。

この記事を読むことで、一般的に知られている「馬肉は犬に栄養豊富」の情報について一方的に信じるのではなく、そのメリットだけでなくデメリットもしっかりと理解することができます。

馬肉を愛犬に与えようと思っている人にはきっと役に立つと思います。

犬に馬肉を与えることのメリットとデメリット

犬に馬肉を与えることは、栄養面やアレルギー対策などでメリットがありますが、与え方や量に注意が必要です。生のまま与えると寄生虫感染や食中毒のリスクがありますし、日常的に与えると普段のご飯を食べなくなる恐れがあります。

また、馬肉はほかのタンパク源に比べて価格が高い場合があるので、コスパも考慮する必要があります。馬肉を与える場合は、冷凍処理された商品を選び、加熱してから週1~2回程度のペースから与えるようにしましょう。

どんな商品でも万能はありません。

今回紹介するデメリットとメリットをしっかり判断した上で愛犬の合った選択をしましょう!

馬肉のデメリット8選!

  • 値段が他のお肉より高い
  • 馬肉を生肉で食べさせ続けた場合、歯が汚れやすくなる
  • 馬肉ばかり食べさせると栄養が偏る
  • ドッグフードを食べなくなる
  • 入手しにくく価格が高い
  • 犬が下痢になる
  • 寄生虫に感染する可能性がある
  • アレルギーの可能性はゼロではない
値段が他のお肉より高い

馬肉は、牛肉や豚肉などの一般的なお肉に比べて、生産量が少なく、需要が高いため、値段が高くなります。馬肉を犬に与える場合は、コスト面を考慮して、適度な量と頻度にする必要があります。

馬肉を生肉で食べさせ続けた場合、歯が汚れやすくなる

馬肉は、柔らかくて噛み切りやすいお肉です。そのため、生肉で食べさせ続けると、歯にプラークや歯石が付着しやすくなります。歯が汚れると、口臭や歯周病の原因になります。馬肉を生肉で与える場合は、歯磨きや歯ブラシなどのケアを忘れずに行う必要があります。

馬肉ばかり食べさせると栄養が偏る

馬肉は、たんぱく質やミネラルなどの栄養素が豊富ですが、それだけではバランスの良い食事にはなりません。馬肉ばかり食べさせると、カルシウムやビタミンなどの栄養素が不足したり、脂質やカロリーが過剰になったりする可能性があります。馬肉ばっかりだと栄養が偏るため他の食材やサプリメントと組み合わせて、犬の年齢や体調に合わせて与える必要があります。

ドッグフードを食べなくなる

馬肉は、味や香りが強くて美味しいお肉です。そのため、馬肉に慣れてしまうと、ドッグフードを食べなくなることも。ドッグフードは、犬に必要な栄養素をバランスよく含んでいますし、歯の健康にも良いです。馬肉を与える場合は、ドッグフードと一緒に与えたり、時々しか与えなかったりする必要があります。

入手しにくく価格が高い

馬肉は、一般的なお肉と比べて入手しにくいお肉です。スーパーやペットショップではあまり売っていませんし、通販でも品切れや在庫切れになることがあります。また、価格も高いですし、送料もかかります。馬肉を犬に与える場合は、入手先や価格を確認してから購入する必要があります。

犬が下痢になる

馬肉は、消化吸収率が高いお肉です。そのため、一度に多量に与えたり、急に与えたりすると、犬の胃腸に負担をかけて下痢を引き起こすことがあります。馬肉を与える場合は、少量から徐々に慣らしたり、他の食材と混ぜたりする必要があります。

寄生虫に感染する可能性がある

馬肉は、生肉です。そのため、寄生虫の卵や幼虫が付着している可能性があります。寄生虫に感染すると、犬は下痢や嘔吐などの消化器症状や、貧血や体重減少などの全身症状を起こすことも。

また、人にも感染する寄生虫もあります。馬肉を与える場合は、寄生虫の予防薬を定期的に投与したり、馬肉を十分に加熱したりする必要があります。

アレルギーの可能性はゼロではない

馬肉は、アレルギーの原因になりにくいお肉と言われています。しかし、アレルギーの可能性はゼロではありません。馬肉に含まれるたんぱく質や脂質などの成分に対して、犬が免疫反応を起こすことがあります。

アレルギーを起こすと、犬は皮膚や耳などのかゆみや赤み、消化器や呼吸器などの不調を示すことがあります。馬肉を与える場合は、アレルギーの症状に注意して観察したり、必要に応じて獣医師に相談しましょう。

以上が馬肉のデメリットについての説明です。馬肉は、犬にとって様々な効果があるお肉ですが、与え方や量に注意しなければなりません。馬肉を与える場合は、犬の健康と安全を考えて、適切に管理するようにしましょう。

馬肉のメリット8選!

  • 高タンパクで低カロリー
  • 栄養が豊富
  • 脂肪酸のバランスが抜群にいい
  • アレルゲンになりにくい
  • 細菌・寄生虫感染のリスクが低い
  • 骨粗鬆症を予防する
  • 毛並みをツヤツヤに
  • 疲労回復
高タンパクで低カロリー

馬肉は、ほかのお肉よりもたんぱく質が多くてカロリーが少ないです。たんぱく質は、筋肉や骨、皮膚などの体を作る材料になります。カロリーは、体にエネルギーを与えるものですが、過剰に摂ると太ってしまう危険も。それでも馬肉は、体を作るのに必要なたんぱく質をしっかり摂れて、太りにくいお肉なのです。

栄養が豊富

馬肉には、たんぱく質だけでなく、ビタミンやミネラルもたくさん含まれています。ビタミンやミネラルは、体の機能を正常に保つために必要なものです。例えば、ビタミンB群は神経系や代謝に関係し、ビタミンEは抗酸化作用があります。ミネラルでは、鉄分は血液を作るのに欠かせませんし、亜鉛は免疫力や皮膚の健康に重要です。馬肉は、これらの栄養素をバランスよく摂れるお肉なのです。

脂肪酸のバランスが抜群にいい

馬肉に含まれる脂肪酸は、オメガ3とオメガ6という種類があります。オメガ3とオメガ6は、体内で作れない必須脂肪酸と呼ばれるもので、血液サラサラ効果や炎症を抑える効果があります。しかし、オメガ3とオメガ6のバランスが悪いと逆効果になってしまいます。一般的なお肉はオメガ6が多すぎる傾向がありますが、馬肉はオメガ3の比率が多いお肉です。

アレルゲンになりにくい

アレルギーとは、体が本来無害なものを敵だと誤認して反応してしまうことです。アレルギーを起こす原因物質をアレルゲンと言います。犬がアレルギーを起こすことが多いアレルゲンの一つがお肉です。

特に牛肉や豚肉などはアレルゲンとして有名なのは知っていましたか?しかし、馬肉はアレルゲンとして認識されにくいお肉です。馬肉は、アレルギーを起こしにくいお肉なのです。

細菌・寄生虫感染のリスクが低い

生のお肉を与えるときに気をつけなければならないことがあります。それは細菌や寄生虫に感染させないことじゃないでしょうか。

細菌や寄生虫に感染すると、下痢や嘔吐などの消化器系の症状や、貧血や体重減少などの全身的な症状が出ることも。馬肉は、ほかのお肉に比べて細菌や寄生虫に汚染されにくいお肉です。馬肉は、細菌・寄生虫感染のリスクが低いお肉なのです。

骨粗鬆症を予防する

骨粗鬆症こつそそうそしょうとは、骨がもろくなって折れやすくなる病気です。骨粗鬆症を予防するには、カルシウムやビタミンDなどの栄養素を摂ることが大切。馬肉には、カルシウムやビタミンDだけでなく、マグネシウムやホスホロスなどの骨を作るミネラルも豊富に含まれています。馬肉は、骨粗鬆症を予防するお肉なのです。

毛並みをツヤツヤに

毛並みがツヤツヤだと、犬は見た目も健康も良くなりますよね。毛並みをツヤツヤにするには、必須脂肪酸やビタミンAなどの栄養素が必要です。馬肉には、必須脂肪酸やビタミンAだけでなく、ビオチンやパントテン酸などの毛質を改善するビタミンも多く含まれています。馬肉は、毛並みをツヤツヤにするお肉なのです。

疲労回復

馬肉は疲労回復に効果があります。馬肉に含まれるグリコーゲンは筋肉のエネルギー源であり、疲労時に不足します。馬肉を摂取することでグリコーゲンを補給し、疲労を回復できます。さらに、ビタミンB12も豊富で、エネルギー代謝に関与し、疲労感を軽減します。実例として、日本では馬肉の消費が増加し、疲労回復効果が注目されています。

以上が馬肉のメリットになります。やはり一番有名なのは高タンパク・低カロリーじゃないでしょうか。これは人間にも愛犬にも嬉しいことだと思います。

犬に馬肉を与える際の4つ注意点

  • 腎臓病や肝臓病の犬には不向き
  • 太らせたい犬には不向き
  • アレルギーを想定して最初は少量から始める
  • 生の馬肉を与える際のリスクに注意 骨を抜く
腎臓病や肝臓病の犬には不向き

馬肉は、たんぱく質や脂質が豊富なお肉です。そのため、腎臓病や肝臓病の犬に与えると、腎臓や肝臓に負担をかけて悪化させる可能性があります。腎臓病や肝臓病の犬には、低たんぱく質や低脂質の食事が必要を心がけましょう。馬肉を与える場合は、獣医師の指示に従って、量や頻度を制限する必要があります。

太らせたい犬には不向き

馬肉は低脂肪かつ高タンパクな特徴を持っていますが、過度の量を与えるとカロリーオーバーに繋がります。そのため、太らせたい犬に与えると、過剰なカロリー摂取になって肥満を引き起こす可能性も。

肥満は、糖尿病や関節炎などの慢性疾患のリスクを高めます。太らせたい犬には、高カロリーではなく、高栄養の食事が必要です。馬肉を与える場合は、カロリー計算をして、適正な量にする必要があります。

アレルギーを想定して最初は少量から始める

馬肉は、アレルギーの原因になりにくいお肉と言われていますが、アレルギーの可能性はゼロではありません。馬肉に含まれる成分に対して、犬が免疫反応を起こすことがあります。

アレルギーを起こすと、皮膚や耳などのかゆみや赤み、消化器や呼吸器などの不調を示すことがあります。馬肉を与える場合は、アレルギーを想定して最初は少量から始める必要があります。そして、アレルギーの症状に注意して観察し、必要に応じて獣医師に相談しましょう。

生の馬肉を与える際のリスクに注意 骨を抜く

馬肉は、生で与えることもできますが、生の馬肉にはリスクもあり。生の馬肉には、寄生虫の卵や幼虫が付着している可能性があるからです。寄生虫に感染すると、下痢や嘔吐などの消化器症状や、貧血や体重減少などの全身症状を起こすことがあります。

また、人にも感染する寄生虫もあります。生の馬肉を与える場合は、寄生虫の予防薬を定期的に投与したり、馬肉を十分に加熱したりする必要があります。また、骨も抜いておきましょう。骨は、喉や胃腸を傷つけたり詰まらせたりする危険があります。

以上が犬に馬肉を与え与える際の注意点についての説明でした。馬肉は、犬にとって様々な効果があるお肉ですが、与え方や量に注意しなければなりません。馬肉を与える場合は、犬の健康と安全を考えて、適切に管理するようにしましょう。

犬にとっての馬肉と鹿肉の違いとそれぞれの栄養価 

犬にとって馬肉と鹿肉はどちらもヘルシーで栄養価の高い食材ですが、違いは以下の通りです。

  • 鹿肉は馬肉よりもタンパク質が多く、筋肉や皮膚の健康に良いです。
  • 馬肉は鹿肉よりもカルシウムや鉄分が多く、骨や血液の健康に良いです。
  • 鹿肉と馬肉はアレルギーになりにくい食材。

以下の表は、馬肉、鹿肉と牛バラ肉の栄養素を100gあたりで比較したものです。

栄養素馬肉鹿肉牛バラ肉
エネルギー110kcal110 kcal517 kcal
水分76.1 g74.6 g38.4 g
タンパク質20.1 g22.3 g11.0 g
脂質2.5 g1.5 g50.0 g
飽和脂肪酸0.80 g0.44 g15.54 g
一価不飽和脂肪酸0.99 g0.26 g26.89 g
多価不飽和脂肪酸0.29 g0.20 g1.12 g
コレステロール65 mg69 mg98 mg
カルシウム11 mg4 mg4 mg
鉄分4.3 mg3.1 mg1.4 mg
リン170 mg200 mg87 mg
パントテン酸1.01 mg0.81 mg0.74 mg
ビオチン1.1 μg– μg– μg
引用元 from-Food

この表からわかるように、鹿肉と馬肉はどちらも低カロリーで低脂質の食材ですが、タンパク質やミネラルの含有量に違いがあります。

タンパク質は犬の体を作る重要な栄養素で、筋肉や皮膚の健康に必要です。カルシウムや鉄分は犬の骨や血液の健康に必要なミネラルで、不足すると骨粗しょう症や貧血などのリスクが高まります。

また、犬のアレルギーの原因となる物質(アレルゲン)は、空気中の花粉やダニ、動物のフケや唾液などに含まれるタンパク質です。犬は昔から牛や豚などを食べてきたため、そのタンパク質に対して免疫機能が反応しやすくなっています。

しかし、鹿肉や馬肉は犬が普段食べ慣れていない食材なので、免疫機能が反応しづらくアレルギーになりにくいと言われています。

まとめ

  • 馬肉のメリット、デメリットをしっかり理解しよう
  • 注意点を理解すれば更に愛犬にとってプラスになる
  • 馬肉と鹿肉は好みや入手し易いで決めるのもアリ

今回は馬肉を中心に書きました。記事中に何度か書いていますがやはり生で愛犬に与えるのはリスクが高いと思うので加熱処理をしっかりしたものがいい思います。

成分表ではメジャーな牛も載せているので参考になったのではないでしょうか?

馬肉、鹿肉、牛肉などいろんな種類がありますがメリット・デメリットを理解しバランスを考えて愛犬に与えるのが一番効果があると思います。

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