愛犬に手作りご飯を与えたいけれど、栄養バランスや衛生面が不安で、なかなか踏み切れない…。そんな飼い主さんも多いのではないでしょうか。
愛犬の健康について考える飼い主さんは、手作りご飯を与えることが多いかもしれません。しかし、手作りご飯にはリスクがあるのを知っていましたか?。
犬に必要な栄養素が不足している、過剰な栄養素を含んでいる場合など。絶対に与えてはいけない食材もあります。
一方、ドッグフードは、犬に必要な栄養素をバランスよく含んでいます。しかし、ドッグフードだけを与えることも心配ですよね。ドッグフードには過剰な添加物が含まれている場合があります。また、ドッグフードに含まれる肉や魚は、品質が低い場合も。
そこで、手作りご飯とドッグフードを混ぜて与える方法が注目されています。
手作りご飯とドッグフードを混ぜることで、犬に必要な栄養素をバランスよく摂取することができます。しかも、添加物や品質の低い肉や魚を摂取するリスクを減らすことも可能に。
全く時間がない人は手作りご飯感覚のドッグフードと混ぜるのも私はアリだと思っています。
この記事を最後まで読めば今まであなたが思っていた愛犬に対する食の大切さを再認識することになるでしょう。
愛犬の健康寿命を伸ばすためにも一緒に知識をつけましょう!
手作りご飯とドッグフードを混ぜるメリットとデメリット7つ

手作りご飯とドッグフードを組み合わせることには、メリットとデメリットがあります。
適切に組み合わせれば、バランスの取れた食事を提供できる一方で、調整不足や過剰が健康に悪影響を及ぼす可能性もあることに注意しましょう。
あなたにとってはどのメリットが一番?
- 食の飽き防止や食欲増進に役立つ
- 栄養を補うことができる
- アレルギーの原因になりにくい
- 災害時に備えることができる
- 愛情を伝えることができる
- 新鮮な食材の利用
- 食事の楽しみ
毎日、同じドッグフードを与えていると、愛犬も飽きてしまうことがあります。手作りご飯を混ぜることで、食事のバリエーションを増やし、食の飽き防止や食欲増進に役立ちます。
ドッグフードはバランスの取れた栄養素が含まれていますが、手作りご飯で酵素やビタミンなどの微量栄養素をプラスすることができます。
手作りご飯は添加物や保存料が含まれていないので、アレルギー体質の愛犬にも安心です。余計な添加物が入っていないのは本当に助かります。
手作りご飯に慣れていると、ドッグフードが手に入らない時でも人間用の食材で代用することができます。
手作りご飯は愛犬への愛情表現の一つです。愛犬も喜んで食べてくれるでしょう。
手作りご飯には新鮮な食材を使用でき、愛犬の好みや健康状態に合わせて調理できます。
手作りご飯は愛犬にとって食事を楽しむ機会となり、食欲を増進させることがあります。匂いでテンションが上がるのがわかりますよ。
デメリットも理解しよう
- 栄養バランスが崩れる可能性がある
- 食べかすが歯に残りやすくなる
- 食中毒や寄生虫のリスクが高まる
- 人間用の食材を与えてしまう可能性がある
- 手間やコストがかかる
- 保存の難しさ
- 誤った食材の使用
手作りご飯は栄養素の計算や調整が難しいため、過剰摂取や不足になる可能性があります。
手作りご飯は柔らかくて粘着性が高いため、歯垢や歯石の原因になりやすくなります。
手作りご飯は生肉や生野菜などを使う場合がありますが、それらは細菌や寄生虫の感染源になる可能性があります。
手作りご飯を与える場合は、犬にとって有害な食材(チョコレート、玉ねぎ、ニンニクなど)を避ける必要があります。
手作りご飯はドッグフードよりも時間やお金がかかります。毎日準備するのは大変です。
手作りご飯は保存が難しく、清潔な状態を維持する必要があります。
犬に有害な食材を使用するリスクがあるため、選択に慎重さが求められます。
手作りご飯とドッグフードを混ぜることは、愛犬にとってメリットもデメリットもあります。
愛犬の健康や好みに合わせて、適切な割合や内容にすることが大切です。手作りご飯を与える際は、犬に有害な食材や生肉・生野菜を避けること、歯磨きをすること、人間の食卓から分けて与えないことなどに注意してくださいね。
手作りご飯とドッグフードの割合は?年齢や体重に合わせた目安

手作りご飯とドッグフードの割合は、愛犬の年齢や体重に合わせて調整することが大切です。一般的には、ドッグフードを主食として、手作りご飯を副食として与えることがおすすめです。手作りご飯の量は、ドッグフードの2割から4割程度が目安にしてください。
- 年齢に合わせる
- 体重を考慮
- 活動レベルを考慮
- 健康状態に合わせる
若い犬は成長期でエネルギーと栄養が必要です。成犬やシニア犬はそれぞれの年齢に合わせた栄養バランスを考慮しましょう。
体重が過重な場合、低カロリーのドッグフードを増やし、手作りご飯を減らすことが役立ちます。逆に体重不足の場合は、手作りご飯の割合を増やすことで体重を増やすこともできますよ。でも入れすぎには注意!
運動量が多い愛犬はエネルギーを多く必要とします。活発な犬には高エネルギーな食事を提供します。犬種や散歩量なども参考になりますよ。
特定の健康問題(例:アレルギー、胃腸の問題)がある場合、それに合わせた食事計画を立てます。実際、これが一番難しいかも。
体重10kgの成犬であれば、1日に必要なカロリーは約630kcalです。
ドッグフード1gあたりのカロリーは約5kcalと仮定すると、ドッグフードだけで与える場合は約126g必要です。
手作りご飯を2割混ぜる場合は、ドッグフードを100.8g(504kcal)、手作りご飯を126kcal分を与えることになります。
5×100.8=504kcal
630-540=126kcal
この126kcalを手作りご飯で作ります。
手作りご飯1gあたりのカロリーは約5kcalと仮定する。
126÷5=25.2g
なのでドッグフードは100.8g、手作りごはん25.5gになります。
ポイントは手作りごはんのカロリーだと思います。計算ややこしいですよね。
犬に与えてはいけない食材や保存方法のポイント
手作りご飯とドッグフードを混ぜる際には、以下のポイントに気をつけることが重要です。
・犬に与えてはいけない食材を絶対に含めないようにしましょう。
・食材の鮮度と保存方法に注意し、食中毒を予防しましょう。
キシリトール | 犬には人間よりも低い血糖値を維持するためのホルモンが少なく、キシリトールを摂取すると急激に血糖値が下がり、低血糖や肝障害を起こす可能性があります。 |
チョコレート | チョコレートに含まれるテオブロミンという成分は、犬の体内で分解されにくく、中毒症状を引き起こします。嘔吐や下痢、発作や心不全などの重篤な症状が出ることもあります。 |
タマネギ類 | タマネギやニラなどのネギ科の植物には、犬の赤血球を壊す成分が含まれています。貧血や黄疸、尿血などの中毒症状が出ることがあります。 |
じゃがいもの芽 | じゃがいもの芽や皮には、ソラニンという成分が含まれています。ソラニンは神経毒であり、嘔吐や下痢、けいれんや昏睡などの中毒症状を引き起こします。 |
ブドウ・レーズン | ブドウやレーズンに含まれる原因物質は未だ明確ではありませんが、犬に与えると急性腎障害を起こす可能性があります。嘔吐や下痢、食欲不振や尿量減少などの中毒症状が出ることがあります。 |
アボカド | アボカドに含まれるペルシンという成分は、人間には無害ですが、犬には消化不良やアレルギー反応を引き起こします。嘔吐や下痢、皮膚炎や呼吸困難などの中毒症状が出ることがあります。 |
ナッツ類 | ナッツ類は高脂肪・高カロリーであり、過剰摂取すると消化不良や膵炎を起こす可能性があります。また、塩分や香辛料などの添加物も健康に悪影響を及ぼします。 |
マカダミアナッツ | マカダミアナッツに含まれる原因物質は未だ明確ではありませんが、犬に与えると筋肉障害や神経障害を起こす可能性があります。筋肉震盪や関節の腫れ、歩行困難などの中毒症状が出ることがあります。 |
ニンニク | ニンニクもタマネギ類と同じく、赤血球を壊す成分が含まれています。また、ニンニクに含まれるフィシンという成分は、口腔内粘膜を荒らしたり、よだれが出たりすることがあります。 |
ドッグフードは、開封後は冷暗所で密閉保存し、賞味期限内に使い切ってください。湿気や高温によって酸化したり、カビや虫が発生したりする可能性があります。
酸化やカビは、犬の健康に悪影響を及ぼすことがあります。開封したときに日付を記入すると予防できますよ。私の場合はもったいないですが朝から残っていたごはんは捨てるようにしています。
ポテトチップスもしけると美味しくなくなりますよね。
食事療法食や病気に合わせた食事に注意
愛犬の健康には、栄養バランスの良い食事が欠かせません。しかし、犬の年齢や体重、健康状態によって必要な栄養素や量が異なるため、一般的なドッグフードだけでは不十分な場合があります。そのため、獣医師に相談して、病気やアレルギーに合わせた食事を選択することが重要です。
犬の病気は、消化器系、循環器系、泌尿器系、皮膚系など様々な部位に影響を及ぼします。それぞれの病気によって、必要な栄養素やカロリー量が異なります。
病気 | 食事制限 |
---|---|
消化器系 | 消化性の高い原材料を使用し、カロリー含有量を高めた食事 |
循環器系 | 塩分やタンパク質を制限し、オメガ3脂肪酸を多く含んだ食事 |
泌尿器系 | 水分摂取量を増やし、カルシウムやリンなどのミネラルを調整した食事 |
皮膚系 | アレルギー原因となるタンパク質を避け、亜麻仁油などの抗炎症作用のある油脂を含んだ食事 |
これらの食事は、市販のドッグフードや手作り食ではなかなか満たすことができません。そこで、動物病院で処方する食事療法食や介護食が役立ちます。それぞれの病気に対応した栄養バランスや形態(半生・ペースト・流動食など)に調製されています。
体調が悪いときはついついネットで調べがちですよね。それでもやっぱりかかりつけの獣医師さんに相談しましょう。
もっと犬の手作りご飯について知ろう

いいのはわかっているが一歩踏み出せない。
そんな人はメリット・デメリットを自分と照らし合わせて決めるといいいですよ。
犬の手作りご飯のメリット
- 新鮮な食材を使える
- 旬の食材を取り入れられる
- 酵素や水分を摂取できる
- 体質や年齢に合わせた食事ができる
- アレルギー対策
手作りご飯の最大のメリットは、保存料や酸化防止剤などの添加物や農薬などの危険物質を排除できることじゃないでしょうか。これらの物質は愛犬の健康に悪影響を与える可能性があります。また、新鮮な食材は栄養価が高く、おいしく安心感もありますよ。
手作りご飯では、季節に応じて旬の野菜や果物、魚などを選ぶことができます。旬の食材は栄養価が高く、風味も良いです。また、季節によって変化する食材は愛犬の興味を引きますよ。
素材によっては生で与えられる場合もあるので、加工されたフードには含まれていない酵素を補うことができます。生の酵素には腸内環境を整える作用があるため、便秘気味の犬には特におすすめ。
また、出汁をかけたフードや生の食材を使ったフードは、ドライフードなどと比較すると水分が多めです。水をあまり飲まない犬にとってはよい水分補給になりますよ。
手作りご飯では、愛犬の体の状態や好き嫌いなどその子に最適なご飯がつくれます。市販品のフードではカバーできないアレルギーや病気、肥満や老化などに対応した食事を与えることができます。また、手作りご飯では量も調整しやすい。
犬には、特定の食材に対してアレルギー反応を示す場合があります。手作りご飯を与えることで、アレルギー反応を引き起こす可能性のある材料を避けることができます。
以上のように、犬の手作りご飯には新鮮さや栄養価、水分や酵素の摂取、体質や年齢に合わせた食事、愛情の表現など様々なメリットがあります。
ただし、手作りご飯を与える場合は、犬の必要な栄養素をバランスよく摂取できるように注意する必要があります 。また、生の食材を使う場合は寄生虫や細菌などの感染に気をつける必要があります。
犬の手作りご飯のデメリット
- コストや手間がかかる
- アレルギーを起こす可能性がある
- 給餌量がはっきりせず、栄養が偏りがち
- 保存がきかない
- 歯垢がつきやすい
犬の手作りご飯における最大のデメリットは手間暇がかかるという点。犬に合った食材を選んだり、調理したり、保存したりするのに時間や労力が必要です。また、食材やサプリメントなどのコストも高くなる可能性があります。
犬に手作りご飯を与えると、アレルギーを起こす可能性があります。犬は人間と違って、同じ食材に対してアレルギー反応を示すことがあるのを知っていますか。
例えば、鶏肉や牛肉、卵などは犬にとってアレルゲンとなりやすい食材です。アレルギーを起こすと、皮膚や消化器などにトラブルに。
犬の手作りご飯は、栄養バランスが崩れやすいです。犬に必要な栄養素は、タンパク質、脂質、炭水化物、ビタミン、ミネラルなど。
これらの栄養素をバランスよく摂取できるようにするには、専門的な知識や計算が必要になります。よかれと思ったことが過剰摂取や栄養不足によって肥満や栄養失調などのリスクが高まります。
生の食材や調理済みの食材は冷蔵庫で数日しか保存できません。冷凍庫で保存する場合も解凍する手間がかかります。また、保存方法によっては細菌やカビなどの汚染の危険性もあることを知っておきましょう。
犬に手作りご飯をあげることのデメリットに、歯垢(しこう)がつきやすいことが挙げられます。歯垢は歯周病の原因となり愛犬の健康に悪影響を及ぼします。
手作りごはんは、ドライフードに比べて柔らかいものが多いため、歯の表面に残りやすく、歯垢がつきやすいと言われています。
ドライフードは、噛むとカリカリとした音がしますが、これは食べ物を細かく砕き、歯垢の原因となる汚れを落とすためです。一方、手作りごはんは、肉や魚、野菜など、歯ごたえのある食材が多いとはいえ、それでもドライフードに比べると柔らかいため、歯垢がつきやすいのです。
また、手作りごはんには、ドライフードに含まれる歯垢除去成分が含まれていません。ドライフードには、歯磨き効果のある成分が含まれているものがあり、歯垢の形成を抑える効果があります。
ただし、手作りごはんだからといって必ず歯垢がつきやすいわけではありません。歯磨きなどの口腔ケアをしっかりと行えば、歯垢の形成を抑えることができます。
手作りご飯で歯垢の付着を防ぐためには、以下のことに気をつけましょう。
- 歯磨きを毎日行う
- 歯周病予防グッズを使用する
- ドライフードやおやつを組み合わせる
デンタルケアは人間もそうですが習慣が大事!
市販のドッグフードを再確認しよう

市販のドッグフードには以下のようなメリットがあります。
市販のドッグフードのメリットを5つ
- 安さ
- 手軽さ
- 長期保存可能
- 食いつきの良さ
- 栄養バランスの良さ
市販のドッグフードは通販や専門店のものと比べて、1/10ほどの安さで販売されていることも。これは、原材料や製造工程、流通経路などにコストを抑えているためです。安さは、愛犬家にとっても経済的な負担を減らすメリットです。
市販のドッグフードは、スーパーやコンビニなど身近な場所で手に入れやすいです。また、手作りフードと違って、調理や下ごしらえが不要で、与える量も計りやすいです。手軽さは、現代社会にとっても時間や手間を節約するメリットだと思います。
市販のドッグフードは、乾燥や密封などの加工を施してあるため、長期保存することが可能です。
例えば、ドライフードならば未開封で1年以上、開封済みでも1か月程度は保存できます。長期保存可能は、愛犬家にとっても在庫管理や賞味期限の心配を減らすメリットです。
保存に関しては考え方しだいでグレーかも。
市販のドッグフードは、香料や味付けなどで食いつきを高める工夫がされています。また、子犬や老犬などに合わせて柔らかさや形状などを変えることも。食いつきの良さは、愛犬にとっても食事の楽しみや健康管理のバロメーターでもあります。
市販のドッグフードは、タンパク質・脂質・炭水化物などの3大栄養素だけでなく、ビタミン・ミネラル・食物繊維なども含まれています。また、国産のものは品質管理や風味劣化もしっかりされているのが多いです。
ほとんどの人が一番お世話になっているドッグフード。忙しい現在社会にマッチした商品だと感じました。ドッグフードがなければここまでペットブームが盛んにならないと思います。
市販のドッグフードのデメリット
市販のドッグフードには、以下のようなデメリットがあります。
- 栄養バランスが悪い
- 原材料の品質が低い
- 保存料や着色料などの添加物が多い
- アレルギーや消化不良などの健康問題の懸念
- 過剰な炭水化物を使用
市販のドッグフードは、安さや長期保存のために、タンパク質や脂質などの必要な栄養素が不足していることが多いです。また、犬種や年齢によって必要な栄養量が異なるので、市販のドッグフードだけでは適切な栄養を摂れない可能性も。
原材料の品質に関する規制や表示が不十分なため、安全性や新鮮さが保証されていません。また、肉や野菜などの自然素材ではなく、副産物や人工素材を使用していることもあります。
市販のドッグフードは、長期保存や見た目を良くするために、保存料や着色料などの添加物を多く含んでいます。これらの添加物は、犬の体に負担をかけたり、アレルギーや癌などの病気を引き起こす可能性があります。
市販のドッグフードは、上記のように栄養バランスが悪かったり、原材料の品質が低かったり、添加物が多かったりするため、犬のアレルギーや消化不良などの健康問題を引き起こす可能性があります。
特に、食べ慣れていないドッグフードを急に変えると、犬の体にストレスを与えることになります。
安価な市販のフードは、経済的な理由から穀物(例: 小麦、トウモロコシ、大豆)を主要な成分として使用することがあります。これらの穀物は高炭水化物であり、犬が本来必要とする量を超える場合、肥満の原因になります。
肥満は犬の健康に悪影響を及ぼし、関節の負担や糖尿病のリスクを増加させます。
市販のドッグフードには、栄養バランスや原材料の品質、添加物の多さなど、様々なデメリットがあります。
しかし100%手作りごはんも大変ですし、やはりデメリットも存在します。なのでドッグフードには何が入っているのか?を理解する。
最適なドッグフードを選ぶためには、原材料や栄養成分、添加物などの表示を確認し、必要であれば通販や手作りなどの他の方法を検討することが大切だと思います。
犬の手作りご飯の基礎知識

犬の手作りご飯は栄養バランスが崩れやすい
犬の手作りご飯は、たんぱく質、炭水化物、野菜類の比率を1:1:1にすると栄養バランスが良くなります。
犬は肉食動物ですが、野生では草や果物なども食べています。そのため、動物性タンパク質だけでなく、植物性タンパク質や炭水化物も必要です。野菜類はビタミンやミネラル、食物繊維などを含みます。これらの栄養素は、犬の免疫力や消化機能、皮膚や毛の健康に影響します。
犬の手作りご飯はカロリーが高くなりがちなので、適切な量を与える。
例えば、犬の年齢が若い場合は成長に必要な栄養素が多く必要ですが、高齢の犬は代謝が低下するため、カロリー摂取を調整する必要があります。計算に基づいた栄養バランスを実践することで、犬が健康で元気な生活を送ることができます。
犬に食中毒や腸内細菌の増殖を防ぐ
- 新鮮な食材を使用し、火を通して調理する
- 冷蔵庫で保存し、3日以内に使い切る
新鮮な食材を使用することで、カビや細菌などの汚染を防ぐことができます。火を通して調理することで、サルモネラ菌やカンピロバクター菌などの食中毒原因菌を殺すことができます。
腐敗や変色を遅らせることができます。しかし、冷蔵庫でも長期間保存すると品質が低下します。そのため、3日以内に使い切ること。
たとえば、鶏肉や卵などは生で与えると食中毒のリスクが高くなります。これらの食材は必ず火を通して与えましょう。
とにかく早め早めが大事。
犬の手作りご飯のポイント
- 食材は小さく切って消化しやすくする
- 塩分や調味料は極力控える
- 犬にとって危険な食材を絶対に使用しない
犬の胃や腸に負担をかけないようにします。また、噛む回数が増えることで唾液が分泌され、消化酵素が働きます。
犬の水分摂取量や尿量を調整します。過剰な塩分は高血圧や腎臓病などの原因になります。
たまねぎ、じゃがいもなどを間違えていれてしまうと大事になります。常に最終チェックは忘れずに。与えてはいけない食材
たとえば、牛肉や鶏肉などは1cm程度に切る。野菜類も同じくらいの大きさに切り、ご飯やパンなどはほぐして与えましょう。
塩分や調味料は使わないか、少量に心がける。味付けは昆布だしや鶏がらスープなどで代用。
危険な食材はキッチンに置かない。
犬の手作りご飯におすすめの食材

犬におすすめの食材
- 鶏肉、牛肉、馬肉、サーモンなどのタンパク質源
- 玄米、オートミール、キヌアなどの炭水化物源
- 人参、かぼちゃ、ブロッコリーなどの野菜
- 海藻、乳酸菌、亜麻仁油などの健康効果が期待できるもの
犬はもともと肉食動物であり、タンパク質は筋肉や皮膚、毛などの体を作る重要な栄養素です。しかし、タンパク質だけでは不足する栄養素もあります。
炭水化物はエネルギー源として必要であり、野菜はビタミンやミネラル、食物繊維などを吸収できます。また、海藻や乳酸菌、亜麻仁油などは免疫力や消化機能を高めたり、皮膚や毛の健康を保ったりする効果があります。
犬におすすめの食材は、犬の健康維持に必要な栄養素をバランスよく含んだものです。手作りご飯を考えている飼い主さんは、これらの食材を参考に食事メニューを作成しましょう。
確かに時間と手間はかかりますが、クンクン匂いを嗅いでから食べてくれたら感動しますよ。
まとめ
- 手作りご飯とドッグフードを混ぜるメリットとデメリットを理解する
- 飼い主なら与えてはいけない食材を覚えよう
- 手作りご飯にもメリットとデメリットがある
- 市販のドッグフードを上手に使おう
- 手作りご飯は作ってからの保存までが勝負
- 手作りご飯はバランスが大事
私は基本的に手作りご飯推進派です。でもやっぱり時間やお金もかかるのが現状だと思います。
今回はいろんな角度でメリット・デメリットを書いたので参考にして欲しいです。人間の食材と一緒にすると与えてはいけない食材を入れるおそれがあるのでここは最重要ポイント。
最近では手作りご飯感覚のドッグフードもあるので利用する手もアリだと思いますよ。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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