世界最小とされるチワワ。
ウルウルとした大きな目と、立ち耳、小さい見た目の可愛らしさの特徴は、長い毛や短い毛・何種類もの毛色もひとつの要因だと思います。
また、他の犬種と違い、体型もチワワならではの特徴があるって知っていました?
背が高い、背が低い、がたいが良い、華奢と人間にもいろんな人がいますよね。
チワワは大きくなると、体型がタイプ分け出来るのです!
チワワを飼っている方でも、ハイオンタイプって初めて聞くかもしれません。
私自身がそうでした。
大きくなると分かれる3つの体型について詳しく紹介していきたいと思います。
また、体型の特徴は体重にも現れるのでしょうか!?
チワワの体型のタイプを知ると、愛犬だけでなくほかのチワワを見るのも、今よりもっと楽しくなるのではないでしょうか?
犬友達との話のネタにもなるかもしれません。
チワワは特徴がたくさん!?ハイオンタイプって何??
チワワは毛色の種類が豊富な特徴がありますよね。
- ソリッドカラー(単色)…ブラック、タン、ホワイト、チョコレート、クリームなど
- パーティーカラー(2色から構成)…ブラックタン、ブラックホワイトなど
- トライカラー…2色に加え眉毛のような模様(タン)が入る
外見の個性があり個々の特徴がよく出ている犬種だと思いませんか?
また、毛の種類も違いがあります。
- ロングコート…長い毛が特徴
- スムースコート…原産の元々の姿で毛が短いのが特徴
これら2種類があり、同じ配色のチワワでも外見の印象が変わってきます。
毛色や毛の種類、チワワの特徴はそれだけではありません!
ここまではチワワが大きくなる前からわかる特徴です。
チワワは大きくなると体型も下記のように3つのタイプに分かれるのです!
- ハイオンタイプ・・・スリムで手足が長いのが特徴です。体長よりも体高の方が高いのですらっとした特徴があり、モデル体型です。また、「バンビタイプ」「シカタイプ」と呼ばれることもあります。
- ドワーフタイプ・・・がっしりと骨太で手足が短いのが特徴です。体高より体長の方が長いのでぽっちゃりしているようにも見えます。
- スクエアタイプ・・・ハイオンタイプとドワーフタイプの中間になります。体長に比べて手足も長すぎず短すぎずバランス型なことが特徴です。
※体長と体高とはどこで測る?
体長とは、胸からお尻までの長さ
体高とは、立った時の地面から背中までの高さ
あなたの飼っているチワワはどのタイプに当てはまりましたか?
私はチワワについて調べるまで大きくなると体型もタイプが分かれるとは知りませんでした!
それぞれ個性があって、本当にチワワって知れば知るほど面白ですね。
大きくなる前に特徴はあるの?
大きくなるとチワワの体型は3つに分かれるとお話ししました。
しかし、「迎え入れる子はハイオンタイプの子がいい!」と選んだり見分けたりすることは出来るのでしょうか?
多くの飼い主さんが迎え入れる時期(生後2.3か月が多いですね)の子犬であれば、答えはNOです。
子犬のころはみんな丸っこくてコロコロしていますよね。
手足も短い子がほとんどです。
生後6か月くらいを超えると体重の増え方も落ち着いてきて、成犬寄りになる
この頃には体重だけでなく、不安定だった骨格も安定してきて、ハイオンタイプ・ドワーフタイプ・スクエアタイプの特徴が分かりやすくなります。
なので、一般的なペットショップから迎え入れるときには「この子はハイオンタイプになる!」とは断言出来ないのです。
がっしりした体型のドワーフタイプのメスは、比較的骨盤もがっしりしているため繁殖犬に向いていると言われています。
ですが、母犬と父犬の体型タイプがそのまま遺伝するとも限りません。
体重についても両親の体重より軽くなったり重くなったり、ある程度大きくなるまでわからないのです。
ハイオンタイプとドワーフタイプ・・・体重に違いはあるの?
まず「世界最小の純血種」と言われている成犬時のチワワの平均体重についてです。
チワワの理想の体重は1.5~3㎏と言われています。
よく散歩中に1㎏に満たないちっちゃい子や、3㎏は超えているだろう少しぽっちゃりとしたチワワも見かけると思います。
やはり、あまりに小さすぎると病気になった時の投薬にも制限が出てきてしまいます。
体重も多すぎると、首回りについたお肉で気管が狭くなり呼吸がしにくくなったりします。
また、体の重さを脚が支えられなくなり、関節に痛みが出たり!
チワワの体型からみて、1.5~3㎏が理想的な適性体重と言われています。
実際に、友人のチワワは生後6か月時点で1㎏に満たないチワワを飼っていました。
避妊手術を受けるために病院にかかった時に、1㎏を超えていないのですぐに手術ができず、超えるまで待たなければなりませんでした。
一般的に小さいと可愛い!と思われますが、可愛いだけではありません。
小さいから必ず問題が起きるわけではないですが、様々な面でリスクや飼い主さんが特に気を使っていかないといけない部分も出てきます。
それでは、チワワはハイオンタイプ・ドワーフタイプ・スクエアタイプによって、大きくなるにつれ体重の増加に特徴はあるのでしょうか?
答えは、やはり個体差が大きくなるので、タイプによって体重の増加が違うとは言い切れません。
チワワの大きくなるまでの適性体重とは?
最後にチワワが成犬になるまでの適性体重をまとめてみました。
40日 300~400g
2か月 約450ℊ
3か月 約650ℊ
4か月 約850g
5か月 約1200g
6か月 約1600g
7か月 約1800ℊ
8か月 約2000g
9か月 約2200g
10か月 約2300ℊ
11か月 約2400g
12カ月 約2500g
※あくまで適性体重であり、個体差があります。
1歳に近づくにつれ、体重の増加が緩やかになることがわかりますね。
大きくなると体重と近くなるため、あまり体重は変わりません。
この頃にチワワの体の大きさが体長に比べて体高がどのくらいかでタイプが判断できます。
また体重が増えると、見た目にも太ってきたとわかります。
- 痩せすぎ…肋骨が見えている状態です。触ったときにゴツゴツと肋骨が感じられます。
食事量を調整していく必要があります。 - 理想的…肋骨は見えず、触ったときに肋骨を感じられる程度の状態。上から見ると、ウエストのくびれがあり、横から見るとお腹がキュッと引き締まっています。
- 太りすぎ…上から見てウエストがわからない状態で、横から見ると、腹部が垂れている状態。食事量を減らしたり、運動がしたりする必要となります。
判断が出来ないときやダイエット方法がわからないときは獣医や専門知識を持っている人に聞きましょう。
まとめ
- チワワは体型も3タイプの特徴がある
- 大きくなるまで特徴は見抜けない!
- ハイオン、ドワーフ、スクエア…どのタイプでも体重管理に気を付けよう
- 適性体重の把握、そして目で見て触ってチェックしよう
チワワを飼ったことが無い人が、チワワと聞いて思いつくのはバランスの取れているスクエアタイプかもしれません。
私自身がそうでした。
飼い始めた愛犬が大きくなると「この子は手足が長いな」「この子はがたいがしっかりしているな」など、大きくなるにつれて気づくことがあるかもしれません。
チワワを飼っている飼い主さんでも愛犬の個性のひとつと見ていて、あまり気にしていないと思います。
これからチワワを迎える予定の方は、たとえ理想の体型にならなくとも個性として可愛がって大切に育ててほしいものですね。
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