犬が腰を振る!マウンティングで人の足や腕に!10個の理由と対策

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しつけ方

マウンティングとは、対象の上に乗って腰振りをする動作のことをいいます。

主に発情期や交尾の際にみられる行動なのですが、日常的に飼い主の腕や物にしつこいマウンティングを繰り返す犬もいるのです。

対象は犬だけに限らず、クッションやぬいぐるみ、人にすることも。
人の場合ですと、腕や足にしてくることが多いです。

私も犬を飼っていますが、たまに遊びで興奮したときにクッションにしているのを目撃します。
友人が飼っている犬と遊んでいるときに、腕にされた経験がありますよ。

どうして人や物が相手でもしてしまうのか。

実は犬のマウンティングは、オス・メス関係ないって知っていましたか?
その理由も発情や交尾だけが理由とは限りません。

しかし、しつこいマウンティングは犬に嫌がられますし、飼い主としても腕にされるのは何とかしたいですよね。

そこで、理由と対策を徹底解説していきます!
愛犬のしつこいマウンティング改善を目指しましょう。

犬が腰を振る!?犬にマウンティングされやすい3つのタイプ

犬にマウンティングされやすい人については、明確な科学的根拠はありませんが、犬の性格や行動によって影響を受けることがあります。

公園で飼い主さんに腰をふる犬を見かけたことはないですか?犬にマウンティングされやすい人のタイプを大まかに3つまとめました。

あなたはどうですか?

犬に対して優しく、構いすぎる人

犬は、飼い主からの注目や関心を好みます。そのため、犬に対して優しく、構いすぎる人は、マウンティングの対象になりやすいと言えます。

こんな飼い主さんは要注意かも・・・

  • 犬がソファに上がっても放置する
  • 犬が人の腕にマウンティングしても止めない
  • 愛犬に対してなんでも許してしまう

犬のしつけが確立されていない人

犬は、飼い主のリーダーシップとルールを認識していないと、マウンティングなどの問題行動を起こすことがあります。そのため、犬のしつけが確立されていない人は、マウンティングされやすいと言えます。

こんな飼い主さんは要注意かも・・・

  • 犬がご飯の時間にねだるのを許す
  • 散歩中に引っ張られても制止できない
  • 吠えつづけてもしからない

犬にストレスや不安を与えている人

犬は、ストレスや不安を感じると、マウンティングなどの問題行動を起こすことがあります。そのため、犬にストレスや不安を与えている人は、マウンティングされやすいと言えます。

こんな飼い主さんは要注意かも・・・

  • 犬が興奮している時にいたずらする
  • じゃれ過ぎて犬を興奮させる
  • 犬がほえると同じようにほえ返す


このように、マウンティングの理由は状況によって様々です。犬の行動を観察し、原因を見極めることが大切です。

犬がマウンティングをする理由は発情やストレスだけじゃない!10個の原因

一般的にオスがするイメージが強いかと思いますが、メスでもする場合はあります。

それは、理由がいくつかあるからです。
飼い主の腕にする場合も必ず理由があるのです。

まずは犬のしつこいマウンティングの原因を知っていきましょう。

  1. 性本能によるもの
  2. 上下関係をみせつけるため
  3. 興奮がヒートアップ
  4. 飼い主の反応
  5. ストレスが溜まっている
  6. 独占欲が強い
  7. 飼い主に注意を引きたい場合
  8. 飼い主の匂いをつけたい時
  9. 病気や痛みを訴えている場合
  10. しつけが確立されていない時

性本能によるもの

避妊していないメスは、発情期を迎えると特有のフェロモンを出します。

オスは本能的にそのフェロモンのニオイに反応して交尾のためにするのです。

これはオスが本能で衝動的におこなってしまうので、性的興奮が強いとしつこくしてしまうでしょう。

上下関係をみせつけるため

相手に対して自分が優位だということをアピールするためにすることも。

この場合はオス・メス関係なくおこないます。

飼い主のことを下にみているときは、腕または足などにしてくることもあるでしょう。

興奮がヒートアップ

おもちゃなどで遊んでいるときに、興奮したその延長ですることも。飼い主の腕や足にすることだってありますよ。

子犬期にほかの犬との交流が少なく、社会性が上手く養われていないことが原因だといわれています。

特にドッグランのようなほかの犬や人がいる場面で興奮がヒートアップしてしまったら、すぐに対応するようにしましょう。

飼い主の反応

マウンティングしているところをみた際に、飼い主が大げさな反応をすると構ってもらえたと勘違いしてしまいます。

大げさな反応とは例えば、笑ったり大きな声で驚いたりするような反応です。

あなた自身の腕や足などにされたら、最初は驚いて大きくリアクションすることがあるかと思います。
これにより飼い主の反応がみたくて癖がついて習慣化するのです。

ストレスが溜まっている

留守番が多くて退屈、飼い主に充分に構ってもらえない、運動不足などが原因でストレスが溜まるとする場合が。

対象は物や飼い主の足や腕など様々。環境が変わった、嫌なことがあったというような精神的なストレスも影響を与えます。

常にストレスを与えていないかチェックしましょう!

独占欲が強い

お気に入りのおもちゃやぬいぐるみといった、犬が取られたくない物への独占欲からすることがあります。

しつこいマウンティングがみられるほど、その物への執着心が強いといえるでしょう。

飼い主に注意を引きたい場合

孤独感や寂しさを感じている可能性があります。人間と一緒にいることで安心感を得たいのです。そのため、飼い主の反応を引き出そうとマウンティングしています。

犬と触れ合う時間を積極的に設けることが対策となります。

具体的には、犬とのお散歩時間を増やしたり、一緒に遊んだり、ほめる言葉をかけたりすることで、犬の孤独感は和らぎます。

飼い主の匂いをつけたい時

犬が飼い主の匂いをつけたい時にマウンティングするのは、群れの一員として安心感を得るためです。飼い主の匂いは犬にとってストレス緩和効果があるので、腕や足にマウンティングして自分の体に付着させようとします。

叱らずに優し、自分の匂いのシーツ等を渡すのが良いです。

日頃から触れ合うことで、飼い主の匂いをかぎ取れるようになり、マウンティングは減っていきます。

病気や痛みを訴えている場合

犬がマウンティングするのは、病気や痛みを訴えているシグナルの可能性も。言葉がない犬は、マウンティングすることで飼い主に異変を知らせています。

具体的には骨盤疾患、尿路感染、耳や歯の痛みなどが原因となります。老犬では関節痛や認知症も影響します。身体に異変を感じたらまず獣医師の診断を受けること。

病気や痛みが原因なら治療と緩和が必要です。適切な対応でマウンティングは減らせます。

しつけが確立されていない時

しつけが確立していないと犬は人に対するマナーがないため、マウンティングをすることがあります。「座れ」「待て」「伏せ」などの基本命令が守れるよう訓練し、「降りろ」のしつけも大切です。

ごほうびで望ましい行動を強化することで、マウンティングしない習慣が身につきます。飼い主の知識と忍耐強い訓練が、しつけとマウンティング対策の成功の鍵です。

私の犬は遊びで興奮した際にマウンティングをしますが、皆さんはどうでしたか?
納得できる理由があったでしょうか。

発情以外にもこんなに理由があるなんて驚いてしまいますよね。

飼い主の腕や足にする場合は、楽しい嬉しいといった気持ちが理由になっていることもあります。

状況によって、マウンティングは犬からのメッセージの1つと考えられるでしょう

腕や足へのしつこいマウンティングをやめさせることはできる?対象別の解決策はこれ!

腕にマウンティングをしてきて困っている」「しつこいのでストレスが溜まる
とお困りの飼い主はたくさんいるはずです。

犬が腕や足にしつこいマウンティングをしてきたときに実践してほしい対応があります。
マウントの対象ごとに解説していきますので、参考にして下さいね。

飼い主の腕へのしつこいマウンティング

腕でも足でも飼い主に対してしたときは、何も反応しないで犬から離れます。
部屋を出ていく、またはケージに入れると良いです。

こうすることで、「飼い主の腕にマウンティングをすると楽しくないことが起こる」と学習します。
繰り返しおこなう根気が必要ですが、何度も同じ対応をすると回数が減っていくはずです。

ほかの犬へのしつこいマウンティング

この場合はすぐに引き離してマウント対象の犬と距離を取ります。
抱っこ、もしくはリードを短く持って近づけないように!
可能であれば見えなくなるところまで離れましょう。

対象が犬の場合は本能的な部分が原因となっていることが考えられます。根本的にやめさせるようにしつけるのが難しいので、飼い主は目を離さないようにするよう心がけましょう。

物へのしつこいマウンティング

おもちゃまたはぬいぐるみのような物が対象となっているときは、興奮している可能性が高いでしょう。
無理に取り上げるとかえって興奮する恐れがあるので、おやつやほかの物で気をそらすと良いです。

散歩に連れ出したりして別のことへ意識を持っていくと、次第にその物へのしつこい執着心が落ち着くこともあります。

しつこいマウンティングは状況ごとに大きく対応の仕方が変わりますね。
しつこい原因を分析して、あなたの犬のケースに合わせた対策をしましょう。

私はオスの犬を飼っていますが、子犬期の去勢の時に獣医さんからこんな話を聞きました。

男性ホルモンが活発になる前の生後6ヶ月~1歳未満の去勢で、性本能によるマウンティングは抑えられるそうです。


去勢によりオスとしての攻撃性が落ち着き、成犬時のマウンティングがひどくならない可能性があります。
ただ個体差が大きくあるため、絶対というわけではないので注意が必要です。

犬のしつこいマウンティングは放っておかないで!実は4つの危険が潜んでいる

マウンティングは放っておくと悪い影響がでることもあるのです。

自分自身の腕や足にしつこいことはないから大丈夫、なんて考えは危険です。
犬のマウンティングに潜む危険をご紹介していきます。

  1. 犬が対象の場合はトラブルの原因に
  2. 衣服や体などが汚れてしまう
  3. 犬の体へ負担がかかる
  4. 癖がついてしまう
犬が対象の場合はトラブルの原因に

しつこいことで犬が怒って喧嘩に発展する恐れがあります。
ケガをする、させてしまうトラブルの元となるので危険です。

衣服や体などが汚れてしまう

嬉しさなどから興奮していると、犬の陰部から体液が分泌されることがあります。

これは尿である場合が多く、陰部を擦り付けることで人の腕や犬の体、物などを汚してしまう可能性が。

犬の体へ負担がかかる

陰部が頻繁に擦れることで炎症を起こしたり、中腰の姿勢により足腰を痛める原因になったりします。

放置すると傷は化膿し、関節への負担からヘルニアになる場合も。足腰や陰部に大きく負担をかける行為ですので注意が必要です。

癖がついてしまう

放っておくと癖になり、直せなくなってしまいます。体にも負担がかかるので、早い段階で対策を取るようにしましょう。

ひどくなると、病院のお世話になる可能性もあるなんて恐いですよね。
飼い主として、犬のマウンティングを軽視しないようにしましょう。

まとめ

  • マウントされやすい人になってませんか?
  • 犬がマウンティングをする理由は発情以外にもたくさんある
  • 飼い主の腕や足へのしつこいマウンティングはしつけでやめさせられる
  • 犬のマウンティングを軽視すると犬や周りに悪影響が出る

今回は犬のしつこいマウンティングの原因とその対策をご紹介しました。

しつこい原因は様々で、あなたの犬がどんな理由からしているのかによって対応が異なります。
過度なマウンティングは周りにも迷惑となりますので、積極的に対応していきましょう。

足や腕にマウンティングをされてストレスを感じている人は、ぜひご紹介した方法を試してみてください。

トラブルの防止にもつながりますし、愛犬の体に悪影響を及ぼす心配もなくなるはずです。

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